猫もげっぷをする!?クフッ、の理由と危険なケース

ご飯を食べた後など、猫から突然聞こえる「クフッ」という音。「え、もしかしてげっぷ?」と驚く飼い主さんもいるかもしれません。そう、実は猫もげっぷをするんです。

げっぷの音は小さく、しかも一瞬なので、飼い主さんの中にはほぼ一生げっぷの音など聞かないままという可能性もあります。もし、愛猫の普段聞けないげっぷの音を聞くことができたら、それはちょっとレアな出来事かもしれません。

ただし、猫のげっぷの中には安全なものもあれば、危険なものもあります。安全なげっぷと危険なげっぷ、どう違うのかをよく知っておきましょう。猫のげっぷについて解説します。

猫も空気がたまるとげっぷをする

猫のげっぷは人間と同じように、基本的に空気やガスが胃の中に溜まってしまった場合に、それらを排出するために起こります。

猫の場合は小さく「クフッ」というように、小さく喉を震わせて、しゃっくりに似た音を一瞬立てることが多いです。

猫のげっぷのしやすさには個体差があり、よくげっぷをしていて慣れている飼い主さんもいれば、全く聞いたことがなく驚いてしまう飼い主さんもいます。

げっぷそのものは生理現象ですが、げっぷをする理由によって安全か危険かが分かれます。猫の様子をよく観察し、どんな時にげっぷをしているのかを把握することが、猫の安全なげっぷと危険なげっぷを見極めるコツです。

猫のげっぷをするタイミング

では、猫の安全なげっぷとはどのようなものでしょうか。一般的に、普段猫がげっぷをするタイミングは次のような時です。

一気食い

食欲旺盛で、与えたご飯を短時間で一気にガツガツと食べているという猫の場合、急いで食べているがゆえに、ご飯だけでなく空気まで一緒に食べてしまいます。

そのため、ご飯をあらかた食べ終わった直後になると、胃の中に入ってしまった空気をげっぷとしてまとめて排出します。猫によっては、げっぷすると思いきや、せっかく食べたものを吐き戻してしまう場合もありますので気をつけましょう。

また、もし食べた後に頻繁にげっぷをしているようなら、早食いが負担になっている可能性もあります。以下のように一気食いしないような環境を作るのがおすすめです。例えば、

  • 猫の早食いを防止するために凹凸などのついた専用の食器を使う
  • 食事の回数を増やして1回の食事の量を減らす
  • 多頭飼いの場合は安心して食事が取れるよう他の猫とは別の部屋で食事を与える

などです。一気食いのために出ているげっぷなので、一気食いを止めさせることができれば自然とげっぷの回数や猫の負担を減らすことができるでしょう。

毛づくろい

もう1つ、空気を飲み込みやすいタイミングが毛づくろいの時です。自分の毛を舐めとって飲み込むついでに、空気まで一緒に飲み込んでしまうのです。そのため、毛づくろいが終わった後にげっぷをして空気を排出します。

毛づくろいの後、頻繁にげっぷが見られるなら、こちらもケアしてあげるのがおすすめです。積極的にブラッシングをして猫の抜け毛の量を減らしてあげれば、猫が飲み込む空気の量も、飲み込む毛の量も減らすことができます。

子猫がミルクを飲んだ後

実はもう1つ、意外なのが子猫がミルクを飲んだ後というタイミングです。人間の赤ちゃんにミルクを与えた後、背中をさすったりなどしてげっぷをさせますよね。実はこれは猫も同じなのです。

ミルクを飲む時、子猫は一緒にたくさんの空気まで飲み込んでしまいます。そのため、げっぷをしないと空気がお腹の中に溜まったままになってしまうのです。

子猫にミルクを与えた時、本来は親猫が子猫の背中を舐めて刺激することで子猫がげっぷをします。親猫がいない、人間の手で育てられた子猫の場合は、人間が代わりに子猫の背中をさすってあげてげっぷをさせてあげなければなりません。

この場合はむしろげっぷをしない方が危険なので、子猫がミルクを飲んだ後はげっぷしているかどうか確認しましょう。

実は危険!げっぷが続くのは要注意

一方で、危険なげっぷとはどのようなものなのでしょうか。げっぷは生理現象で出るものですが、以下のようなことが原因でげっぷが出やすくなっている場合があります。

フードアレルギー

フードアレルギーなど、フードが体に合わないと、フードが胃の中で消化不良となりガスが出てしまうことがあります。このガスが原因となり、げっぷが止まらなくなってしまう場合があります。

一気食いしているようでもないのに、食事後に頻繁にげっぷをするという場合は注意しましょう。また、最近フードを変えたかどうかも要チェックです。この場合はフードを体に合うものに変える事で、自然とげっぷも治まります。

病気

胃腸炎や食道狭窄など、食道や胃腸系の病気が原因でげっぷを起こしている場合もあります。突然げっぷをするようになった、あるいはげっぷが増えたという場合、病気の可能性が高いでしょう。

また、病気の場合はげっぷだけでなく、なんらかの異変が他に見られることが多いので、よく猫を観察しましょう。中には手術が必要になるような、放っておくと命に関わるような病気もあるので注意が必要です。

猫のげっぷは生理現象。ただし、何度も続く場合は病院へ

意外にも、猫も人間と同じようにげっぷをします。基本的には生理現象なので、猫が1回や2回げっぷをしたところで心配はいりません。

もし、たまにげっぷをするので気になるという場合は、猫のげっぷを防止するような対策を行うと良いでしょう。

また、中には危険なげっぷもあります。1日に何回も頻繁にげっぷをする、そのようなげっぷが何日も続くというような場合は、病気やアレルギーの可能性もありますので、病院で診てもらうのが最善です。

猫のげっぷをする時の様子をよく観察し、なぜげっぷが出ているのかをよく見極めましょう。

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