癌になった愛猫の余命。後悔しないための心構えとお世話のポイント

ペットの平均寿命が伸びるにつれ、高齢の猫もまた、宿命のように癌や腎不全などつらい病気にかかる確率が高くなってしまっています。大事にお世話をしていた愛猫が癌だと診断されるショックは、飼い主さんにとって計り知れないものです。

特に、初めて飼う猫だった場合、大切な愛猫とあとどれくらい一緒にいられるのか、治る見込みはないのか、どのようにしたら最期まで後悔なく過ごすことができるのか、飼い主さんは全く予想がつかずに、不安でたまらないはずです。

そこで、猫の癌における余命や、必要なお世話、また、愛猫を後悔なく看取るための、飼い主さんの心構えについてまとめました。

症状と猫の体力によって、癌の余命は違う

愛猫といつまで一緒にいることができるのか、飼い主さんとしては気が気でないはずです。実は、癌と診断されてから、最期の時を迎えるまで、どのくらいの余命があるかは猫によって様々になります。

早期発見することが出来れば、癌と診断されてから数年生きることもありますし、闘病の末完治する可能性もあるでしょう。

しかし、末期になってから癌が見つかった場合、既に手の施しようがなく、数週間~数日でなくなってしまうケースもあります。癌にかかった猫の余命は、

  • どんな癌なのか、治る見込みのある癌なのか
  • 癌ができてからいったいどれくらいが経っているのか
  • どの程度の速度で癌が進行しているのか
  • 猫の体調、体力がどのくらいあるか

といったことに左右されるので、一概に「この癌だから、余命は○日」という言い方はできません。

そのため、少しでも長く生きてもらうためには、癌が見つかり次第、愛猫の体力をできるだけ支えてあげるような看護を飼い主さんがしてあげることが重要です。

ある時、突然その時がやってくる可能性

初めて飼う猫だった場合、最期にいったいどのようにして猫が衰えていくのか、亡くなる前に前兆のようなものがあるのかといったことは気になるところだと思います。

また、もし自分や家族が見ていない間に、ひっそりと愛猫が亡くなってしまったらと思うと、おそろしくてしかたがないという飼い主さんも多いはずです。

しかし、非常につらく厳しいことですが、最期の時に直面しようとしている飼い主さんに知っておいてもらいたいのは、「最期の時は、もしかしたら突然やってくるかもしれない」ということです。

我が家の愛猫は、癌で体調を崩したのは本当に突然でした。

昨日まで、おそらくは体調を悪いことを隠しながらも、遊び、ごはんを食べていたのに、ある日突然倒れ、その日以来一切ごはんを受け付けなくなり、動こうとしなくなりました。

それから3週間ほどで亡くなってしまいましたが、亡くなった当日も、直前までは一見して亡くなる前日と様子が変わらないように見えました。

しかし、亡くなる数時間前、昼にも関わらず瞳孔が大きく開いていることに気がつきました。そのまま傍についていると、突然、愛猫はゆっくりと横に倒れ、失禁して、静かに息を引き取ったのです。

このように、前日と様子が変わらなくても、直前に様子が変わり、亡くなることもあります。「昨日と同じ様子だから、きっとまだ生きていてくれる」と思っていると、突然その時はやってきます。

どうか後悔のないよう、猫が弱っていることを感じたら、最期の一時まで可能な限り、傍についていてあげることをおすすめします。

余命宣告から、劇的回復を遂げた猫もいる

獣医さんによっては、「もってあと数週間くらいでしょう」「食べてくれさえすれば、あと数カ月くらいは生きられるかもしれません」などだいたいの見立てを教えてくれることもあります。

しかし、このように余命宣告を受けながらも、飼い主さんの懸命な看護と猫自身の生きる力により、劇的回復を遂げた猫も存在することは覚えておかなければなりません。

もし、飼い主さんから見ても明らかに猫が衰弱していると感じても、ある日急に食べてくれるようになったり、歩けるようになったりすることもあります。

どのように愛猫との最後の時間を過ごすかは飼い主さん次第ですが、諦めずにできるだけ、猫の生きる力を取り戻すようなお世話をしてあげるのも大切です。

覚悟を決めなければいけない目安

初めて猫を看取ろうとしている場合、最期が近づくにつれて愛猫がどのような様子になるのか、わからなくて不安になりますよね。

病状によって、また猫によっても違いがありますが、以下のような状態のうちいずれかになったら、飼い主さんは覚悟を決めておいた方がよいでしょう。余命は数週間~数日の可能性が高いので、猫から目を離さないでおくことをおすすめします。

ごはんを食べない

なんといっても、生きるためにはよく食べ、よく水を飲むことが必要です。しかし、自力で飲食できない状態、もしくは食欲が激減してしまった状態になると、必要なカロリーがとれなくなるので、当然どんどんやせ衰えていってしまいます。

こうなると、あとは飼い主さんの手でどうにか食べさせてあげるしかありません。

この時、毎日確実に必要なカロリーを取らせるか、あるいはどうにかして猫に食欲を取り戻してもらい、自力で再び食事がとれる状態に持っていかないと、当然猫に残された時間はどんどん減っていってしまいます。

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寝たきりになる

寝たきりで、自分で寝返りさえも打てなくなってしまったら、かなり危うい状態です。

食べることもままならずに痩せてきてしまうので、寝たきりになると寝ている床に骨が当たりやすくなります。

そのままだと床ずれなどの原因になる他、ちょっとした動きひとつが体に負担になってしまいます。取り替えや洗濯のしやすいタオルを重ねるなどして柔らかい寝床を用意してあげましょう。

さらに失禁対策としてペットシーツを敷いてあげて下さい。他にも、数時間置きの寝返りの手伝いやマッサージなど、飼い主さんにできることはたくさんあります。

寝たきりのまま寝かせておくだけだと、少ない余命をさらに縮めてしまうことになりかねません。最期の一時までケアを欠かさないであげましょう。

お風呂場など涼しい場所に行く

体力が落ち、いよいよ最期が近くなってくると、代謝が落ちて猫の体温は次第に下がっていきます。

すると、普段どおりの室温でも相対的に暑く感じてしまい、廊下やお風呂場など、涼しいところを好んで行きたがるようになることもしばしばです。

この時、温めようとすると猫は嫌がることが非常に多いです。温めた方が体にはよいものの、余命わずかな時に猫が最後の体力を振り絞って嫌がるのであれば、猫に任せるという選択肢もあります。

最期が近くなりお風呂場などに行きたがる猫は非常に多くいます。このような様子が見られたら、飼い主さんは覚悟をしておいた方がよいでしょう。

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水を飲めなくなる

水を飲んでも吐いてしまう、自分から飲もうとしないというような状態になったら、いよいよ覚悟をしておかなければなりません。

経口で水を摂取できない場合、皮下点滴という手段もありますが、一切水を口にしないまま点滴だけで生き長らえることができる時間は、そう長くはないでしょう。

▼癌になった愛猫の最期の様子については、こちらを参考にしてください
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点滴を吸収しなくなる

点滴さえも吸収できなくなってしまえば、もう残された時間はあとわずかです。自力で飲食することができない猫には、皮下点滴での水分補給が必要となりますが、吸収されなければ皮の下にむくみのように水がたまったままになってしまいます。

水がなければ生きてゆくことはできません。この段階になってしまったら、いつ亡くなってもおかしくない状態です。とにかく傍についていてあげることをおすすめします。

後悔しないために、飼い主さんができること

1日1日と愛猫が弱っていく中、飼い主さんは焦りからどのようなお世話をすればいいのかつい見えなくなりがちです。後悔することのないよう、愛猫が癌と診断されたら以下のようなことに気を配ってあげることをおすすめします。

まだ体力があるうちは、適度に遊んであげる

闘病に必要なのは体力です。体力がないと、動くことさえつらくなっていくだけでなく、食べ物を消化したり、毒素を排出したりする体の中の働きがどんどん衰えていってしまいます。

少しでも愛猫に長生きしてもらうためにも、もし遊ぶだけの気力が残っているのであれば適度に遊んであげて、体力をつけてあげるとよいでしょう。

ただし、癌によっては安静が第一のものもあります。動くことで痛みを増やしてしまう場合もありますし、例えば呼吸器に影響する癌であるなら、運動は息が上がりますからよくありません。

癌の種類や経過によって異なるので、くれぐれも獣医さんに相談してから、また猫の様子に注意しながら適量の運動を行いましょう。

遊ぶことは体力作りだけではなくストレス解消にもなりますので、駆け回らせることはせず、その場で静かにじゃらすだけでもおすすめです。

マッサージしてあげる

動かないと血流が悪くなり、代謝が落ちて体の働きが鈍ります。積極的に愛猫の体をマッサージしてあげることで、体温を高めたり、ストレス解消になったりする効果があります。

癌の部位によってはあまり触らない方がいい場所もあるので、獣医さんによく相談してから行うとよいでしょう。

また、寝たきりになった場合も、床ずれ防止のために寝返りを打たせる時など、マッサージを一緒にしてあげると猫が楽に過ごすことができます。

栄養価の高い、癌向けの食べやすい食事を与える

体力をつける最大のポイントはやはり食事です。栄養価の高く、かつ食べやすい食事を可能な限りとってもらいましょう。癌の場合、残念ながら専用の療法食は存在しません。

しかし、できるだけ、癌細胞の栄養になりにくい原材料を使ったフードを、飼い主さんが選んであげることはできます。

癌の場合、癌細胞の栄養となるのは主に炭水化物に含まれるブドウ糖やたんぱく質です。一方で、脂質はあまり癌細胞の栄養になりにくいと言われています。

そのため、猫のエネルギーになりつつ、癌細胞が欲しがらないような栄養素を豊富に含んだフードを与えることで、猫の体力を維持するのに役立つでしょう。

癌や猫の体調にもよりますので、獣医さんにどんなフードがよいか相談してみるのがおすすめです。

いざという時は強制給餌をしてでも、必要なエネルギーをとってもらう

体力を維持するのに良質な食事は必要不可欠ですが、癌も末期になると食欲が落ち、最悪は食欲廃絶と呼ばれる一切食事を自分からとらない状態になってしまうこともあります。

この場合、飼い主さんがシリンジなどで強制的に猫ののどの奥に流動食を流し込み、飲み込んでもらう「強制給餌」を行う必要があります。

▼猫が癌になった時の食事方法については、こちらをご覧ください
猫が癌になった時の食事のあれこれ。与えたい成分と食べさせるコツ

しかし、強制給餌をおとなしく受けてくれる猫はまれです。強制給餌の際猫が残った体力を振り絞って大暴れすることで、ただでさえ体力が落ちているのに余計に体力を使わせてしまう結果にもなりかねません。

強制給餌に使うフードは、少ない量でもカロリーがとれるよう、非常に高カロリーかつ濃厚になっています。逆にいえば、少しこぼしてしまっただけでも貴重なカロリーを逃すことになります。

飼い主さんはいかにスムーズにこの強制給餌をするか、そして1日の必要量を強制給餌だけでとらせるかが課題となります。この強制給餌に失敗すると、猫は必要なカロリーがとれずに次第に体力が落ちて行ってしまいます。

どうしてもできないのであれば動物病院でやってもらうなど、できるだけのことをしてなんとかフードを食べてもらいましょう。強制給餌によって食べることを思い出し、奇跡的に食欲が戻った例もあります。頑張りましょう。

室温や呼吸に気を配る

猫が暑い、寒いと感じない適度な室温と湿度を維持し、体力を消耗させないようにしてあげましょう。

また、呼吸にも注意してあげましょう。末期癌で動くこともおっくうな状態では、少し動いただけでも呼吸が苦しくなったり、息が上がったりしてしまうこともあります。

呼吸が十分にできないのは、ご想像のとおり猫にとっては非常に苦しい状態です。もしお財布に余裕があるならば、酸素室のレンタルなどをしてあげると猫が楽に過ごすことができます。

好きなものを与える

癌となると、やはり食欲はなくなりがちです。少しでも食べて体力をつけてもらうためにも、愛猫の好きなもの、食べたいと思うものを与えてあげるのもよいでしょう。

食べやすいウェットフードや、体に悪いからとあげていなかった安く嗜好性の高いフード、あるいは人間の食べ物など、こだわらずに猫が欲しいと思うものを与えてあげると、食欲のなかった猫でも食べてくれることがあります。

さすがに、玉ねぎなど猫にもともと害のある食品は与えてはいけませんが、牛乳やプリン、まぐろのお刺身やお豆腐など、猫によっては意外なものを好んでいることもありますよね。

もしも過去になにか食べたがっていたものがあったのなら、試してみるとよいかもしれません。少しでも口にすることで食欲を取り戻す可能性もありますし、猫は食べないと脂肪肝のリスクが高まりますので、少しでも胃に入れることは大切です。

▼猫が食べないことで発症する脂肪肝の予防法はこちらです
猫の脂肪肝は飼い主が原因!?人間以上に怖い脂肪肝の症状と予防

できるだけ傍にいてあげる

一番大切なのは、やはり飼い主さん自身が、できるだけ愛猫の傍にいてあげることです。

猫によっては、体調の悪さからあえて飼い主さんを遠ざける場合もありますが、それでもできるだけ猫が警戒しない距離を空けつつ見守ってあげるのがよいでしょう。

愛猫と暮らせるのはもう最後になってしまいます。飼い主さんによっては仕事などが忙しく、なかなか時間もとれないということもあるかもしれません。

しかし、もし「仕事が忙しく、傍にいてあげたかったけれどいてあげることが出来なかった」というような事実があると、場合によっては一生後悔することにもなりかねません。自分の心と向き合い、後悔しない方法を選びましょう。

猫の状態によって余命は違う。後悔しない選択をしよう

癌の宣告は大変ショッキングなものです。初めて猫を飼う飼い主さんにとっては特に、愛猫の命があと数カ月なのか、数週間なのかそれとも数日しかないのか、全く予想がつかない場合も多いかと思います。

しかし、猫の体力によって、また癌の進行度によっても余命は全く異なります。また、余命半年と言われても半年持たずに亡くなってしまうケース、逆に半年と言われても数年持つような奇跡的なケースもあります。

闘病するのか、それとも最期の時を家で穏やかに過ごしてもらうのか、どちらも間違ってはおらず、飼い主さん次第です。

しかし、どちらに置いても大切なのは、「後悔のないよう、できる限りのことをしてあげる」ということです。

その時は突然やってくるかもしれません。覚悟をしつつも、できる限り愛猫から目を離さないようにして、丁寧なケアをしてあげましょう。

みんなのコメント

  • 匿名 より:

    赤白血病という、珍しい白血病を発祥して、全く食べなくなりました。
    おやつだけでもと、チュールをあげてみると、自分から食べだしました。
    治らない病気ですが、チュールのおかげで、今日は食べた後、少し歩けました。
    チャオチュールさん、ありがとうございました🙇

  • 樹里ママ より:

    今まさに、鼻癌の末期。
    2、3日前から歩けなくなってしまいました。
    鼻から口にかけて、腫瘍が広がってしまい、食べる事も水を呑むこともできなくなりました。強制給餌だけはしたくはなかったので(この子が一番嫌がる事だと思い)、輸液を入れて見守るだけでした。
    1週間前に輸液を入れても吸収されなくなった(尿が出なくなっていた)ので後は見守ることに決めました。
    残された時間はあとわずか、大切にして過ごしたい思いです。

  • より:

    腹膜にたくさんの腫瘍ができており、もって1ヶ月と余命宣告をされました。
    ご飯も食べなくなり、嘔吐などの症状もひどく、たぶん明日から輸液に切り替えます。
    1ヶ月持つのかどうか、正直危ういと感じています。
    10年も生きてない、まだ若い子なのに…。猫ですが、私のたったひとりの妹です。
    これから、あの子の一生が、少しでも幸せだったと思えるように、いっぱい撫でて、伝わらないかもしれないけど言葉で伝えようと思います。
    あとでこうすれば良かったと後悔だけはしないように。

  • ブチ子さんの母 より:

    今日、ガンで愛猫を亡くしました。3年前の2月、寒い日にふらりとやって来た野良猫…ミケだったのですが名前をブチ子さんとしました。我が家に来て幸せだったのでしょうか⁉️新参者だったのにその日からボス猫のように暮らしていました。虹の橋を渡ってくれたでしょう。
    またね!また会おうね!ありがとう。

  • 桃太ママ より:

    6年前の今頃家の前でフラフラしていた猫を保護しました
    まだ6歳です
    5日前くらいから食べなくなりました
    超音波検査の結果腸の入り口の5層構造が壊れていると言われました
    腸炎、最悪リンパ腫の診断でした
    今はステロイドを毎日点滴しています
    食欲増進剤のお陰か時々ドライフードを5粒ほど食べます
    残された命はどのくらいなんだろうと考えると怖いです
    食べなったその日外へ行きたがった時に死に場所を探しにいくのでは?と思ってから何となく覚悟というかぼんやりと長くはないのではないかと思っています
    延命治療はあまりしたくありません
    ツンデレな子なので側に寄り添うと嫌がりそうですが、いままで出来なかったので少し嬉しいです
    でもまだ6歳です
    辛いです

  • ゆーき より:

    生後半年、白血病キャリアでしたが2週間ほど前にリンパ腫と診断されました。ステロイドを毎日飲ませていますが、ほとんど食事もしなくなりました。治る見込みはないので、抗がん剤や強制給餌をするつもりはありません。昨日から酸素室をレンタルしていますが、多少は楽になるようです。残り少ない時間、少しでも苦しまずに最期を迎えて欲しい、今はそれだけです。

  • もなもおもこママ より:

    3ヶ月前から吐き気が多くなり膵炎と診断され週3回点滴注射2本を2ヶ月以上続けて来ました、4キロあった体重が2キロになり、血液検査したら膵炎治ってると言われ触診で胃と腸に何かあると開腹され胃から腸に大きな腫瘍が広がってると余命1ヶ月と宣告され今まで辛い治療はなんだったんだと悔しいです。帰ったら今まで禁止されてたちゅーるやウエットフード沢山食べました!抗がん剤の薬も腫瘍が少し小さくなると食べやすいと飲んでますが副作用出たらやめようと思います。仕事も休めないので毎日30分早退して休日は1日一緒居ます。まだまだ生きると信じてます。

  • あるひとりの飼い主 より:

    我が家の猫も突然体調を崩し、1週間ほぼ毎日病院通いでした。 
    輸液して薬をたべさせ。しかし、回復も見込めず毎日嫌なお薬や病院いかせるのも酷に感じ治療を放置することを決意しました。 
    ブラッシングし、舌に濡れた布巾を当て、涼しいように部屋を管理し好きな猫草をそばにおき、粗相をすれば優しく拭き、立ち上がりそうにすれば支えて 
    絶食絶水のまま2週間生き最期痙攣して亡くなりました。 
    積極的に治療すれば1ヶ月生きたかもしれませんが私は飼い主のエゴで死に方を選びました。

    • あるひとりの飼い主 より:

      追記 その2週間は毎日まいにち辛く悲しかったです。 
      やっぱり輸液いこうか、いっそ安楽死と毎日終わりが見えないこの子を思うと涙が止まらなく。でも一番辛いのはこの子で飼い主として、いや家族として目を逸らさずに最後まで大好きだよって伝え続けることが責任だと思いました。 
      どう看取るかとは、永遠の課題でもあり必ずやらなきゃいけない飼い主としての最後で最大の愛情だとおもいます。 
      正解はないですが、たくさんたくさん愛を伝えてください。頑張ってください。 

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