毛色が茶トラの猫の性格ってどんな感じ?人懐こいってほんと?

猫の毛色と一言に言っても、様々な種類がありますよね。

白、三毛、サビ、黒、キジ…そんな中でも、割とよく見かけるのがオレンジ色に縞の模様が入った「茶トラ」。

CMやドラマでも割とお馴染みだったりしますし、「猫の絵を描いて!」と言われた時この毛色の子を描く人も多いでしょう。

我が家にも、いわゆる《まるどら》の茶トラのオス猫“もなか”とその母親の茶白の“シナモン”の二匹が暮らしています。

性格としては“もなか”の方は積極的で、“シナモン”の方は比較的おとなしめ。

と言う風に、既に個体差が出ているように思えますが、二人の性格の共通点は『甘えん坊』。ということは、茶トラってもしかして甘えん坊の子が多かったり…?

という訳で、今回はそんな茶トラの性格について、一体全体どんな感じなのか見ていきましょう。

実際飼っている私の視点も交えつつ、茶トラの猫の底知れぬ魅力についてにも触れていきます。

茶トラの猫はどう生まれるの?遺伝から見る茶トラ

茶トラのもなかちゃん09281

/チラッ\

我が家の“もなか”の写真もこんな風に、何枚かおじゃましますね。

さて、まず茶トラの猫はどんな遺伝で生まれるのかご存知でしょうか?

ここで遺伝学の話を深く掘り下げると話の本筋から大幅にずれてしまうので、あくまで簡単にですが、ご説明していこうと思います。

イエネコのご先祖様は・・・

そもそも、今世界中で飼われている猫(イエネコ)のご先祖様はリビアヤマネコと言う、アフリカから中東に掛けて生息しているヤマネコでした。

このリビアヤマネコ、毛色としてはキジトラに近い色をしています。

それがイエネコの原種の色で、キジトラ色の猫はその元の色を持っていることから「野生型」と呼ばれています。

その「野生型」のキジトラに、毛色を茶色にする遺伝子が働いたものが茶トラです。つまり、茶トラはキジトラの色違いです。

ここからすこーし難しい話になります。

毛色の仕組みよりもまずは性格を知りたい、という飼い主さんは、スクロールいただいても大丈夫です。

染色体が関係している猫の柄

かつて学校で「メンデルの法則」を習った、というのを覚えてらっしゃる人も多いと思います。

性染色体がXXだとメス、XYだとオスになり、子どもは親二人のXかYを一つずつ受け継いで生まれてくる…と言うものです。

茶トラの茶色を出す遺伝子は、そのX染色体上に存在しているものになります。

ネコの染色体09282

X染色体上にある遺伝子情報(O遺伝子座と言います)がO=顕性(優性)だった場合が茶色、o=潜性(劣性)だった場合はキジ色もしくは黒色の毛色を持つ猫になるのです。

茶トラは男の子が多いと言われる理由

ところで、茶トラはオスのほうが多い、とよく言われています。それはなぜでしょうか。

その答えがまさにこのO遺伝子座で、この表の通り、オスはOYだけで茶トラになるのに対して、メスはXXのため、OOと顕性遺伝子が二つ重ならないと茶トラになれないのです。

三毛猫のオスほど貴重ではないですが、茶トラのオスとメスの比率は8:2ほどで圧倒的にオスが多い毛色になるのも納得できると思います。

また、茶トラは大きい、というイメージも、それだけオスが多いため、メスとの体格差的に作られた当然のイメージということがわかります。

因みに、白色を出す遺伝子情報はX染色体ではなく常染色体のほうに存在しているため、そっちに白色を出すよーという情報が載っていた場合は、まるまる茶色の茶トラではなく、茶白ないし白茶になったりします。

すこーし難しい話は以上です。

本当は柄の出方や毛の長さなど、いろんなことが遺伝子情報で決まっているのでもっと複雑な話なのですが、あくまでも茶トラの毛色の出方についてのお話でした。それでもなんとも奥深い…!

余談ですが、英語圏では、キジトラを「マッカレル(魚のサバ柄の)・タビー(縞模様)」と呼ぶため、それの色違いである茶トラは「レッド・マッカレルタビー」と呼ばれています。

茶色ではなく赤色と呼ばれているんですね。そう思うと、外国の方の「赤毛」と似たようなニュアンスなのかもしれません。

また、生姜の色にも似ていることからアメリカでは「ジンジャー」という別名もあります。何だか美味しそうですね。

さて、ここまでは学校で習った科学の話を思い出して懐かしさを感じたり、頭が痛くなる方も多かったかもしれませんが…(私も当時はちんぷんかんぷんでした)

お待たせしました!次からは本題、茶トラの性格の話をしていきます。

人懐こい、だけどちょっぴり繊細なところも?茶トラの性格について学ぼう

それでは、茶トラの性格についてまずはざっと挙げていきます。

  • おおらか
  • 甘えん坊で人懐こい
  • 欲求、特に食欲に正直な食いしん坊
  • 好奇心旺盛で活発
  • 意外に繊細

こう挙げてみると、何だか猫らしからぬ性格に見えますね…。
次は、項目を細かく一つずつ見ていきましょう。

おおらかでマイペース

基本的に茶トラはのんびり、おおらかな猫です。

うちの茶トラも、他の猫にちょっかいを出されても怒るところを見たことがありません。

とは言え、おおらかな茶トラを怒らせてみようと猫の嫌なことをするのはやめてあげてくださいね。

甘えん坊で人懐こい

猫は結構『ツンデレ』なイメージが強いと思いますが…茶トラはどちらかというと『デレデレ』なんです。

飼い主の姿を見ると「ニャー」と甘えた声を出して擦り寄ってきたり…膝に乗ったり、抱き上げて欲しいとおねだりする姿も。

野良猫の子でも警戒心が薄く、撫でさせてもらえたりもします。

また、お家飼いの猫ちゃんも初めてのお客さんにも遊んで貰えるとすぐにべったりの子が多いです。

欲求、特に食欲に正直な食いしん坊

食いしん坊09283

猫ちゃんは結構慎重な子が多いですが、茶トラは逆に思ったら、やりたくなったら即行動!タイプの子だといえます。

特に食欲が非常に強く、おねだりを何度もしてくるので、肥満を避けるためにも飼い主さんの自制心が試されます。

可愛いですが、猫ちゃんの健康のためにも食事の量はきちんと守って与えて下さいね。

好奇心旺盛で活発

おもちゃだけでなく、飼い主さんの持っているストラップや外の柵に止まっている鳥、狭い場所から家の中で足を踏み入れたことのない場所まで様々なことに興味を持つ冒険家気質です。

好奇心旺盛の茶トラネコ09284

カメラにも興味を示すこの好奇心!

動物はカメラのレンズが『目』に見えて苦手な子も多いのですが、ものともしない好奇心のようです。

また、運動好きな子が多いので、飼い主さんは遊びの時間を毎日少しずつでもとってあげたり、猫ちゃんの活動する部屋にキャットタワーや遊具を置くことをオススメします。

意外に繊細

甘えた上手な構ってちゃんな分、構ってもらえないとそれがストレスになってしまうことも。

また、どの猫ちゃんにも共通して言えることではありますが、環境が急に変わったりすることもNGです。

季節の変わり目などは、特に温度や気温に注意してあげる必要があります。

とは言え、デリケートだと気に掛け過ぎて接すると猫ちゃんにも不安が伝わってしまうので、他の猫ちゃんと同じく、愛情深く接してあげれば大丈夫です。

いかがでしたでしょうか。

前の遺伝の話で出たとおり、茶トラはオスが多いためこのような性格の子が多いといえます。

ただ、メスの猫もオスよりはおとなしいですが、比較的他の毛色よりもおおらかで甘えん坊な傾向が強い子が多いです。

では、基本的な性格がわかったところで、その性格にまつわるエピソードや毛色の豆知識を今度は見ていきましょう。

茶トラの特徴いろいろ ~毛色から飼っている中での性格エピソードまで~

茶トラのなんとも温かみのある毛色には、実は結構特徴があるのです。

クレオパトラライン09285

まずはこちら。

目元からほっぺたに掛けて入っている2本の線。これをエジプトのかつての女王様の名前にちなんで、『クレオパトラライン』と言います。

確かにエジプトの化粧っぽいと言われれば、そう見えますよね…!

ブレスレット09286

続いて前足。

この足全体に輪っかの模様が見られることを、『ブレスレット』と言います。これも割と見たままの名称ですね。

何だか茶トラの猫ちゃんがかなりオシャレに見えてきます。

スピンライン09287

更にお次は背中。

背骨に沿う形で入っている線のことを、『スピンライン』と言います。

この線で縞模様が左右対称になっているのです。寝ていては片側しか見えませんが…!

ティルリング09288

最後に尻尾です。

尻尾の輪っかのような模様は、『ティルリング』と言います。

この模様も含め、尻尾の先端になるほど茶色が薄くなる傾向があります。

普通に飼っているだけではそれぞれの模様がどういう風になっているか、ってあんまり意識しませんよね。

これを機に猫ちゃんとスキンシップをする時に見てみると面白いかもしれません。

スキンシップと言うと、活発なうちの茶トラ達は遊ぶのが本当に大好きです。

遊びに夢中のもなかちゃん09289

こちらの写真は、飼い主の持った長めの猫じゃらしに飛び掛かろうと構えている図。

一度遊び出すと、30分は遊びっぱなしです。

ただ、同居猫が沢山いるので、飼い主が遊ばなくても遊び相手には困っていなさそうなのですが…。

それでも、一番目の色を変えるのは猫じゃらしですね。やはり、ヒラヒラとしているものには興味を奪われるのかも…。

もなかとシナモンの性格は・・・

次に、“もなか”も“シナモン”もとっても甘えん坊なんですよ、というお話を。

この二匹、なんと暑い夏ですら飼い主の側で寝ようとするのです。

大体は、腕の近くや太ももあたりにちょこんと自分のお尻をくっつけてスヤスヤ…という感じで、朝まで離れようとしません。

一方の別の毛色の猫は、素知らぬ顔でキャットタワーの上で寝ていたりするので、本当に性格ってちゃんと出るんだなと実感します。

寒い時期には飼い主の湯たんぽ代わりになっていますが、夏は流石に暑いと感じることも…ですが、そうやって甘えてきてくれることが嬉しいので、そのまま一緒に寝ています。

おかげでちょっと暑さ耐性が付いてきたかも…と思う飼い主です。

もなかの食いしん坊エピソード

性格ではまた、食いしん坊、とも触れましたが、それに関するエピソード。

うちの“もなか”は本当に食いしん坊で、甘える声よりも寧ろもっと食べたい!の催促の声をよく聞くくらいです。

食事は朝昼晩と3回に分けてなるべく空腹の時間を短くするようにしているのですが、夜に猫達のいる寝室に足を踏み入れるとその足に纏わり付きながら「ちょうだい」の催促が…!

同じようにあげている他の猫はやらないのに!

勿論あげたりはしないのですが、茶トラの猫ちゃんの体格が大きいという背景には、オスが多いことと同時に、こういう性格も一助となってしまっている、と感じます。

今のところ“もなか”は食事の量を測りながら、毎日おもちゃでも遊んであげているので理想体型のままです。それを今後もキープ出来るかは、飼い主次第ですね…!

他にも、茶トラの猫と一緒に暮らしていると毎日尽きないほどのエピソードが生まれます。

それだけ、この小さな身体に沢山の魅力が詰まっている猫ということなのです。

人懐こさはピカイチ!茶トラの魅力は尽きません。

さて、ここまで茶トラの毛色、そして性格について見てきました。

毎日一緒生活していく中でも、その人懐こい可愛さに癒される日々なわけですが…。

この記事を通して、少しでも茶トラの魅力を分かって頂けたなら、茶トラ飼いとしては本望です!

そして今後も、人懐こい茶トラの魅力を様々な形でお伝え出来ればと思っています。最後に、ぐっすりな“もなか”の写真をもう一枚…。

それでは皆様、今後も良き猫ライフを!

みんなのコメント

  • アイマヤ より:

    ホント茶とらネコは甘えん坊おおらかです。我が家のぴーすけ茶とらくんも耳掻き、鼻掃除、爪切りしても喉を鳴らし気持ち良いのかヨダレ垂らしながらされるがままです。お陰さまで、我が家はぴーすけ中心、皆虜になってます

  • とら美 より:

    うちは甘えん坊でビビリです^^;
    もうちょっとおおらかさがあればなぁ
    と思いますが、それも個性ですね。
    共に元気で長生きをめざしています^_^

  • あずき より:

    家に居着いている野良ちゃんが
    茶トラです。めちゃめちゃ人懐こい猫で、人を見るとすっ飛んでくる(笑)
    まぁ可愛らしいです。
    元々飼っているキジトラは真逆です。
    余りベタベタせず、ちと寂しい・・。

    ホント猫の個体差って面白いですね。

  • さくはな より:

    一週間後に茶とらの子猫がうちにやってきます。楽しみMAXで性格などを拝読させてもらい、さらに待ち遠しくなりました(*^^*)

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